蓋付き収納ボックスの反りや変形を減らすには
面積の大きいボックス底やふたは反りやすく、ふたの閉まり具合に影響します。プリントプレート、初層、冷却、配置の観点から変形を減らします。
反りは、プリント部品が冷却収縮する際に角や縁がプリントプレートから浮く現象です。収納ボックスの底やふたは面積が大きく、特に起こりやすい部分です。ふたが反ると本体に合わなくなります。
1. ビルドプレートを清潔に保つ
プレート上の指紋や油分は密着力を下げます。プレートの材質に応じた説明に従って清掃し、水平調整と初層のノズル高さが適切なことを確認してください。
2. 最初の層の密着を高める
最初の層の速度を適度に下げ、ビルドプレートと材料に推奨された温度を使ってください。面積が大きいパーツや尖った角があるパーツには、スライサーでブリム(Brim)を追加し、プリント後に取り除く方法もあります。
3. 冷却と周囲温度を管理する
エアコンや窓からの風がプリント部品へ直接当たらないようにしてください。ABS、ASAなど収縮の大きい材料には、通常は囲われたプリント空間が必要で、モデル冷却ファンも抑えます。
4. 説明に従ってパーツを配置
各モデルの「3Dプリントと組み立て」に推奨する向きを記載しています。一般的には蓋と本体の広い平面をビルドプレートに接する向きでプリントします。セット全体を同じプリンター、同じ材料でプリントすると、蓋と本体の収縮がより揃います。
5. 冷めてから取り外す
プリント後はビルドプレートが冷えてからパーツを外してください。早くこじり取ると、まだ柔らかいパーツが変形することがあります。